サイト制作に必要なサーバー用語説明

WEB制作基礎知識

最初に覚えるのは「サーバー・ドメイン・DNS・HTTPS」の4つです。

HTML/CSSで作ったページを公開するだけなら、すべての用語を暗記する必要はありません。サーバーはファイルを置く場所、ドメインはサイトの住所、DNSは住所とサーバーを結び付ける仕組み、HTTPSは通信を保護する仕組み、と捉えると全体像がつかみやすくなります。

実際の公開方法を先に確認したい方は、HTML・CSSで作ったページを公開する方法をご覧ください。無料公開と有料サーバーの使い分けから確認できます。

公開前に押さえる4つの関係

  1. サーバーにHTML・CSS・画像を置きます。
  2. ドメインを使う場合は取得し、サーバー側へ追加します。
  3. DNSで、そのドメインが利用するサーバーを指定します。
  4. HTTPSを有効にし、ブラウザとサーバー間の通信を保護します。

レンタルサーバーでは、DNSやHTTPSの設定が管理画面から行える場合があります。手順名はサービスごとに異なるため、契約先の公式マニュアルで確認してください。

レンタルサーバーが必要になるのはどんなとき?

授業の課題や一時的な共有だけなら、まず無料公開で十分です。一方、独自ドメインで長く公開したい、WordPressを使いたい、仕事用メールを用意したい場合は、レンタルサーバーを検討する段階です。料金の安さだけでなく、契約期間、更新時の金額、バックアップ、サポート、解約方法まで確認してください。

エックスサーバーのスタンダードプランは、公式機能表では36か月契約時の通常料金が月額換算990円(税込)、初期費用0円です。2026年10月8日確認時点では、2026年11月4日17時まで契約期間に応じた割引キャンペーンが案内されています。キャンペーンは終了・変更される場合があるため、申込画面で総額と更新後の料金を確認してください。短期の学習だけなら、割引のために長期契約する必要はありません。

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独自ドメインやWordPressを使う本番サイト向けに、エックスサーバーを検討する方はこちらから公式ページを確認できます。申込み前に、必要な契約期間と支払総額を必ず確認してください。



サーバー (Server)

Webサイトやアプリケーションを提供するためのコンピュータ。リクエストを受け取り、適切なデータを返す役割を果たす。

ドメイン名 (Domain Name)

Webサイトの名前。例えば「example.com」など。これにより、IPアドレスを覚える必要なく、簡単にWebサイトにアクセスできる。

IPアドレス (Internet Protocol Address)

インターネット上でサーバーやデバイスを識別するための番号。IPv4は「192.168.0.1」のような形式で、IPv6は「2001:0db8::1428:57ab」のような形式で表される。

 

DNSサーバー (Domain Name System Server)

ドメイン名をIPアドレスに変換し、ユーザーが「example.com」のような人間にわかりやすい名前でWebサイトにアクセスできるようにするサーバー。

 

Apache (Apache HTTP Server)

説明: 最も広く使われているWebサーバーソフトウェアの一つ。HTTPリクエストを処理して、ブラウザにWebページを表示させる役割を果たす。

 

Nginx (エンジンエックス)

Apacheに次いで人気のある軽量なWebサーバーソフトウェア。高いパフォーマンスを誇り、リバースプロキシや負荷分散などに利用される。

データベース (Database)

大量のデータを効率的に保存・管理するシステム。Webアプリケーションでは、ユーザー情報や商品のデータなどがデータベースに保存され、SQLなどの言語でデータの操作が行われる。

 

SQL (Structured Query Language)

データベースと対話するための標準言語。データの追加、更新、削除、検索を行うために使用され、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)で広く使われる。

MySQL

オープンソースのリレーショナルデータベース管理システム。WordPressや他のCMSでよく使われ、SQL(Structured Query Language)を使ってデータを管理する。

PostgreSQL

高機能でオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム。MySQLに似ているが、より高度なデータ型や機能を持っている。

SSL証明書(現在は主にTLSで利用)

HTTPS通信で、接続先の確認と通信の暗号化に使われる証明書です。「SSL証明書」という呼び名が一般的ですが、現在のHTTPSでは後継のTLSが使われます。公開後はURLがhttps://で始まることに加え、HTMLだけでなく画像やCSSもHTTPSで読み込まれているか確認します。

 

VPS (Virtual Private Server)

物理サーバーを仮想化し、独立したサーバーのように使えるサービス。サーバーリソースを共有しつつ、独自の環境で動作する。

DNS (Domain Name System)

ドメイン名をIPアドレスに変換するシステム。WebブラウザがWebサイトにアクセスできるようにするために使われる。

HTTP/HTTPS

Webサーバーとクライアント(通常はブラウザ)との間でデータをやり取りするためのプロトコル。HTTPSはデータを暗号化して安全に通信するバージョン。

FTP / SFTP

サーバーへファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりする仕組みです。通常のFTPは通信を暗号化しないため、接続先が対応している場合はSFTPなどの暗号化された方法を優先します。ホスト名・ユーザー名・パスワード・ポート番号は、契約先から案内された値を使ってください。

SSH (Secure Shell)

サーバーに安全にリモートでアクセスするためのプロトコル。コマンドラインでサーバーを管理する際に使用される。

CDN (Content Delivery Network)

Webサイトのコンテンツ(画像、動画、CSS、JavaScriptなど)を複数のサーバーに分散させ、ユーザーに最も近いサーバーから高速で配信する仕組み。

Firewall (ファイアウォール)

不正なアクセスや攻撃からサーバーを守るためのセキュリティシステム。サーバーへのアクセスを制御し、外部からの脅威を防ぐ。

Cache (キャッシュ)

サーバーやブラウザに一時的にデータを保存し、次回アクセス時に高速に表示する仕組み。Webページの表示速度を向上させる。

Cron (クーロン)

サーバー上で定期的にスクリプトやプログラムを実行するためのスケジュール管理ツール。自動バックアップやメール送信などに使われる。

初心者向け:公開時の確認リスト

  • 公開するフォルダにindex.htmlがある
  • HTMLからCSS・画像へのパスが正しい
  • 独自ドメインを使う場合は、DNS設定先が契約中のサーバーと一致している
  • 公開URLがhttps://で開き、警告が表示されない
  • PCだけでなくスマートフォンでも表示を確認する

まず無料公開で表示を確認し、独自ドメインやWordPressなどが必要になった段階で有料サーバーを検討すると、不要な契約を避けやすくなります。具体的な選び方と公開手順は、HTML・CSSで作ったページを公開する方法で確認できます。

参考資料

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