Photoshopの選択ツールを解説
よく使う選択ツールについて解説します。
基礎的なツールを除き、よく使う順に解説していきたいます。
全機能は網羅していません。
Web制作において必要なものだけ掲載しています。
基本のツール
なげなわツール
大雑把に選択する場合に使います。AIツールの充実で精密に選ばなくても良くなったことで出番が増えてきた印象があります。
多角形選択ツール
大雑把に選択する場合に使います。AIツールの充実で精密に選ばなくても良くなったことで出番が増えてきた印象があります。
長方形選択ツール
長方形を選択したい時
描いている最中に「Shift」を押すと正方形にできます。
楕円形選択ツール
楕円形、円を選択したい時
描いている最中に「Shift」を押すと綺麗な円にできます。
選択ツール使用時のタスクバーと操作方法
選択ツール系のものを使っている際のタスクバーに表示されるアイコンの意味を解説します。
左から「新規選択」「選択範囲に追加」「現在の選択範囲から一部削除」「現在の選択範囲との共通範囲」です。
仮に長方形選択ツールでデモを行っていますが、各ツールで同じ動作です。
新規選択
新規選択は新たに選び直す動作になります。
選択されていない箇所をクリックすると選択範囲が解除されるので「選択範囲の解除」のために使用することも多いです。
ちなみに、選択範囲の解除はメニューにあります。
また、選択範囲の解除は「ctrl+D」(windows)「⌘ + D」のどちらかでも実行可能です。
選択範囲に追加
選択範囲に追加の場合、前に作った選択範囲を残したまま、新たに選択範囲を追加します。
新規選択の状態で「shiftキー」を押しながら操作しても同様の動きになります。
現在の選択範囲から一部削除
現在の選択範囲から一部削除の場合、前に作った選択範囲から選択範囲を削除する動作になります。
現在の選択範囲との共通範囲
現在の選択範囲との共通範囲では、すでに作った範囲と新たに選択した範囲との重なる部分で選択範囲を作成します。(この機能はあまり使いません。)
選択範囲の移動
作成した選択範囲は移動することができます。
選択ツールで選択した範囲の部分をドラッグすることで移動できます。
すべてを選択
すべてを選択したい場合は「選択範囲 > すべてを選択」を使用します。
また、「ctrl+A」(windows)「⌘ + A」のどちらかでも実行可能です。
主要な選択ツールを紹介
ここからは重要な選択ツールを紹介していきます。
ここからが本番です。
オブジェクト選択ツール
主要な被写体を選択したい時、複数選択可能
最も便利なツールと言っても過言ではないです。
写真のオブジェクトをクリックすると選択範囲にしてくれます。
被写体を選択
主要な被写体を選択したい時
オブジェクト選択ツールと近いです。メニューから呼び出すことができます。
オブジェクト選択ツールや自動選択ツールなど、自動系の選択ツールを選んでいるときのタスクバーの右上からも呼び出すことができます。
クイック選択ツール
主要な被写体の一部を選択したい時
ある程度手動で選択したい時
※選択範囲に追加を使用しています。
自動選択ツール

色を手がかりにして選択範囲を作りたい時
このツールは「許容値」と「隣接」の設定が重要です。
先述した
隣接:隣接している部分を選択するか、離れている部分も選択するか
少し違ってもいい場合は許容値を増やします。
色域指定
使い所:
色を手がかりにして選択範囲を作りたい時
広範囲に複雑に色が入り込んでいる時

まとめ
ここまで紹介した選択系のツールを駆使して、理想の作品を作りましょう。
具体的に選択範囲をどのように活用すればいいのか疑問に感じた方はまずこちらの記事をご覧ください。
